進路実現実践力向上プログラム
講演・クラスごとガイダンスの実施

CASE

東京都立農産高等学校様(令和6年度)

STORY
就職、進学選抜試験に向けた進路活動が本格化する7月、東京都立農産高等学校の3年生を対象として、1人ひとりの進路実現に向けた進路実現実践力向上プログラムを1日間で行いました。プログラムの調整にあたっては、学校の「進路の手引き」やこれまでの進路活動へのお取組みを参考に、キャリア教育事業コンサルタントが実施するプログラムの提案を行いました。
当日は、体育館での講演「1人ひとりの進路実現に向けて」とクラスごとガイダンス「自分の強みを知って自己PRにつなげよう」を行い、生徒の個別フォローとして、自由参加の「放課後フリーセッション」を開催しました。
SUPPORT 1

講演会:1人ひとりの進路実現に向けて

 専門高校である農産高校で培った専門性は今後の進路・将来に向けてどのような意味があり活用できるのかについて、また、これまでの経験から自分らしさを言葉にして進路先に伝えることで、希望進路を実現することなどについて、キャリア教育事業コンサルタントが講演を行いました。その後実施するクラスごとガイダンスに向けて、進路実現に向けた考え方を全体で共有しました。
SUPPORT 2

クラスごとガイダンス:
「自分の強みを知って自己PRにつなげよう」

日々の経験の積み重ねで育まれる「自分らしさ」。進路や仕事において活かせる「自分らしさ」を「強み」として捉え、言語化して「自己PR」として伝え合うプログラムをキャリアコンサルタントのチームが各クラスにおいて3コマで行いました。農産高校での3年間の経験をグループで振り返り、経験の中で自分が発揮した「強み」やメンバーからみた相手の「強み」を確認して「自己PR」を作成。言語化し、グループのメンバーで伝え合うことで、今後の応募書類、志望動機の整理や面接対策の足掛かりとしました。
SUPPORT 3

放課後フリーセッション

農産高校の専門科「園芸デザイン」「食品」分野でのキャリア、また、進路決定や総合型選抜対策の支援経験のある進路支援キャリアコンサルタントが、生徒の個別相談(自由参加形式)に応じました。
COMMENT

担当の先生からのお言葉

東京都立農産高等学校
副校長 金子 雄 先生
(お肩書は令和6年7月現在)

農業の専門高校である本校の生徒は高校生活で食、農業、環境に関する専門的な学びと様々な経験をして進路選択を迎えます。
このプログラムでは外部の方の支援をうけながら、3年間の本校での学びや高校生活をクラスの中で皆で考え共有する機会となりました。
改めて自分自身のこれまでの活動を振り返り、自分の強みを言語化できたことは
1人ひとりが主体的な一歩を踏み出す進路実現に向け、非常に有意義な時間になりました。

生徒のアンケートから

・進路についてもっと深く考えようと思いました。自分の知らないことが
 たくさん見つかってびっくりしました。
・とても楽しく進路について学べた
自分の強みを知る事が出来て、心に余裕が少し出来ました。約3年間を
 通しておこなった事を、生かせるような面接などにしていきたいです。

・友達同士で強みを確認できてよかった
・自己PRをするのが難しいと思ったけれど、今までの経験がイコールで 
 強みに継がっていると知り、そう考えるともう少し気楽に考えてもいい
 のかなと思えたのが嬉しかったです。
・楽しかったです。他人にほめられるとやはり嬉しいな~と思いました。
 新しい自分が知れたこと、友達に長所を伝えられたことが良かったで
 す。みんな沢山悩んで、がんばっているから私ももっとがんばらないと
 いけないなと思いました。


担当キャリア教育事業コンサルタントより

同校は専門高校であり、食と緑と農を創造する学校として、70年を超える歴史をもつ東京東部地区唯一の農業高校です。
7月、3年生は多様な進路実現に向けた大事な時期を迎えました。
「今後の進路活動で、生徒がより主体的に進路活動に取り組めるようにしていきたい。」
自身の強みなどをまだあまり意識できない生徒もいる中で、
これまでの学校での特色ある学びや生徒の活動を、改めて生徒自身の個性の認識やその言語化につなげ、進路を実現していくことができれば…。学校・関係の先生方の熱い想いをお聞きしました。
1人ひとりの進路実現に向け、限られた時間ではありましたが、農産高校での高校生活をそれぞれの進路につなげられるよう、皆で楽しんで取り組めるプログラムを提供・実施しました。
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キャリア支援事業準備室 tankyu@nmp-g.jp
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