ミドルシニア社員のキャリア開発支援

ミドルシニア社員のキャリア開発支援

働く期間が長期化する中、ミドルシニア社員のモチベーション低下やリスキリングなどに課題を抱えた企業が増えています。当社には、延べ1000社以上での「ミドルシニア社員のキャリア支援」実績があります。各社の事業や人財開発方針に合わせ、ミドルシニア社員のキャリア支援をサポートします!

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CIRCUMSANCES

ミドルシニア社員のキャリア支援を取り巻く状況は

高年齢者雇用安定法の改正やDXによる事業再編への対応を背景に、
ミドルシニア社員のキャリア支援の重要性が高まっています。​
具体的には、モチベーションアップ、パフォーマンス向上、
成長分野へ向けたリスキリングなどが主な課題に挙がっています。​
高齢者雇用安定法の改正

高齢者雇用安定法の改正

高年齢者雇用安定法の改正により、定年年齢や継続雇用制度が見直され、65歳、70歳まで働く社会が到来しようとしています。​
働く期間が長期化し、モチベーション維持が課題のミドルシニア社員も増え、個々によりそうキャリア支援が求められています。
DXによる事業再編への対応

DXによる事業再編への対応

DX・技術革新の影響により、現在、衰退・縮小が予想される分野・事業が出てきています。​
縮小が予想される事業に携わるミドルシニア社員が、今後成長分野で活躍していくために、職務開発やリスキリングへ向けた対応が求められています。​
NEEDS

ミドルシニア社員のキャリア支援で、
こんなニーズはありませんか?

  • 自社の事業や人財開発方針に則ったキャリア支援を導入・見直したい
  • ミドルシニア社員のキャリア支援を
    何から手を付ければよいかわからない
  • 技能やノウハウを確保し伝承したい
  • ミドルシニア社員のモチベーション・パフォーマンスを向上させたい
  •  成長分野へのリスキリングを支援したい
CORE CONCEPT

ミドルシニア社員のキャリア開発支援
コア・コンセプト

  •  ”サステナブル・キャリア(持続可能なキャリア)” 

    の実現を支援する

職業人生の後半戦において、ミドル・シニア社員が​モチベーションを高め、組織貢献をする能力を磨き続け​られるよう、「サステナブル・キャリア(持続可能なキャリア)」の創造をご支援する​

サステナブルキャリア

サステナブル・キャリア(持続可能なキャリア)とは?

  • 「仕事を通じて幸福、健康、組織貢献(仕事の成果)の3つをバランスよく実現することが、持続可能な良いキャリアにつながる」と提唱する理論です。

※サステナブル・キャリアは、キャリア研究の中で、最新のキャリア論として、現在注目されており、今後日本国内で普及が進んでいくと思われます。

  • 社員の健康・幸福感に加えて、組織貢献を満たす状態を良いキャリアと​見るなど、会社・組織と社員の両者がHappyな状態を重視しています。​
  • 組織貢献できる力」であるエンプロイアビリティ(雇用され得る力)を高めるために、 “ワーカビリティ(良い仕事ができる状態にする能力)”の現状を把握し、強化・改善を把握することを重視しています。 

参考資料:『持続可能なキャリア』 北村雅昭(大手前大学現代社会学部教授)著 2022年大学教育出版

SOLUTION

業界・市場動向や人材要件の変化に合わせた設計が、支援の鍵

ミドルシニア社員のキャリア支援の在り方は、各企業の戦略や業界動向により100社100様ですが、ここでは代表的な5パターンをご紹介します。当社では、各社の状況に合わせ、経験豊富なコンサルタントがキャリア支援の設計・運用をサポートいたします。​
5パターンマップ
PATTERN 1

現職継続型の支援

急激なマーケットニーズの落ち込みや、技術革新の可能性が低い場合の支援ポイントです。​
  • 市場や業界の動向
  • 今後10年以上(ex.現在の50代社員が雇用延長を終えるまで)は、需要の落ち込みや急激な技術革新などの可能性がそれほど高くない。
企業
  • その職種に求められる人材要件
  • その職種での知識・スキル・経験・人脈等の蓄積が重要となる。
  • 今後も加齢を伴った知識・スキル・経験・人脈の蓄積が有効。
  • さらに今後は長年かけても、後進の育成、技術・ノウハウ移転を図ってほしい等。 
  • 典型的な例
製造職(特に国内・地方で若手の採用に難があるなど)
技術職・専門職(熟練を要する)
  • キャリア支援の設計・導入のポイント
POINT 1
長年にわたる知識・スキル・経験・人脈等の蓄積に対して、自他ともに十分な「承認」をする。
POINT 2
今後について組織側・従業員側双方の期待を伝えあった後で、将来のキャリアを描く支援を行う。
PATTERN 2

社内転進型の支援

技術革新等の影響で、縮小する事業、成長する事業、両方あるパターンでの支援ポイントです。
  • 市場や業界の動向
  • 対象者の所属部門や職種が担う事業について、技術革新等の影響もあって今後の縮小が予想される。
  • 一方で、社内に別の成長事業があり、そこでミドルシニア社員が活躍できる職務が開発できる可能性がある。
シニアの活躍
  • その職種に求められる人材要件
  • 一定のリスキリング等により、新たな転進先でミドルシニア社員の活躍見込みがある。(できれば)社内転身先で、これまで培った知識・スキル・経験等が形を変えて活かせる可能性がある。加齢が強みになる、もしくは加齢の影響を受けにくい。
  • 転進先の典型的な例
ICT業界、福祉・介護・サービス業界、技術系、教育や育成系職種など
  • キャリア支援の設計・導入のポイント
POINT 1
いわゆる「リストラ」ではないことの説明を徹底する
POINT 2
キャリア研修に加え、必要に応じて個別支援を行う(転身先とのマッチングやリスキリングの個人差に対応するため)
POINT3
今まで培ってきた知識やスキルの転身先での活用可能性に気づいてもらう

PATTERN3

社会(社内外)活躍型の支援

技術革新等の影響で今後の縮小が予想される事業があり、
かつ、対象者全員分の社内転身先開拓が困難なパターンでの支援ポイントです。
  • 市場や業界の動向
  • 対象者の所属部門や職種が担う事業について、技術革新等の影響もあって今後の縮小が予想される。また、社内での転身先を全て開拓することが難しい。
企業
  • その職種に求められる人材要件
  • 社外でも活躍できる知識・スキル・経験等を持ち合わせている。所属先企業の貢献だけでなく、社会への貢献という視点で、自らのキャリアを考えることができる。
  • 典型的な例
ICT業界、(他業界・他職種への転移可能な)技術系職種、一部の営業職、経理・法務・人事など一定の専門性が要求される職種など
  • キャリア支援の設計・導入のポイント
POINT 1
社内、社外で、複数の将来をイメージしてもらい、自分の可能性を可視化してもらう。
POINT 2
「自分が担いたい社会貢献とは何か」という軸を考え抜いてもらう。
ヒント
POINT3
「誰もがいつかは会社を卒業する」ことを認識してもらう。卒業後の恐れを軽減するため、まずは、卒業後の自分についてイメージするところから始めてもらう。

PATTERN4

役職定年対応型の支援

自社に役職定年制度があり、50代後半~60代はプレイヤーとして働いてもらう方針を掲げている場合の支援ポイントです。
  • 市場や業界の動向
  • 外部環境にかかわらず、会社として役職定年を制度として運用し、50代後半~60代はプレイヤーとして働いてもらう方針としている。
  • その職種に求められる人材要件
  • 現在は管理職を務めているが、何年か後には役職定年が待っている。

  • 役職定年後は、プレイヤーとしてのパフォーマンスが求められ、
    処遇も変わる。

  • 企業・組織側の要件
  • 制度として役職定年が運用されている。

  • 役職定年後にどんな職務を担ってもらうのか、会社としてのイメージはできている。

  • キャリア支援の設計・導入のポイント
POINT 1
役定時まで、管理職としてどう組織貢献をやりきってもらうのか、イメージを持ってもらう。
POINT 2
役定後にプレイヤーとなった際、自身のリソースのどんなところが活かせるのかを、多方面から気づいてもらう。※自己分析や他者からのフィードバックを活用
POINT3
プレイヤーの自分をイメージし、その状況で必要なスキルを明確にする。
データ分析

PATTERN5

フラット型の支援

経営環境はそれほどひっ迫しておらず、​
ミドルシニア社員自身に、
今後のキャリアの判断が委ねられている場合の支援ポイントです。
  • 市場や業界の動向
事業環境はそれほどひっ迫しているわけではなく、シニア人材の活躍については、 まだ会社としてまだ落ち着いて考えたり、シニア人材側に判断を委ねたりする余裕がある。
企業
  • その職種に求められる人材要件
長年業務に邁進してきたが、50代以降や定年後の自身のキャリアについては考える機会のなかった方がほとんど。定年まであと10年を切ってきた段階で、早期退職等も含めて自身のキャリアに様々な選択肢があることを知る必要がある。
  • 典型的な例
業界や職種に限らず、弊社事例ではフラット型のパターンが最も多い。「キャリア自律」を推進する企業や、本人の「Will」を軸に考えてほしいという企業が多い。
  • キャリア支援の設計・導入のポイント
POINT 1
今までキャリアを考える機会がなかった対象者が多いので、「なぜ、この施策を導入するのか」を丁寧に伝える​
POINT 2
現職延長以外を想像しづらい対象者が多いので、社内外のたくさんの方向性を示す
POINT3
ライフプラン・マネープランを考える機会も設定できるとベター

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ミドルシニア社員のキャリア支援施策のご紹介

ミドルシニア社員のキャリア支援施策のご紹介

ミドルシニア社員のキャリア支援の設計のポイントや代表的なソリューションを資料にまとめました。ご興味のある方はお気軽にダウンロードください。また弊社はクライエント企業の現状やありたい姿をヒアリングし、それを実現する方法の設計・導入サポートを大切にしています。ミドルシニア社員のキャリア支援を検討されている方はお気軽にご相談ください。
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