内定者・新入社員研修に通信教育を活用
ビジネスの基本を入社前に学び、
入社後の研修で実践


食べることは幸せ、食べることは健康。おいしさと安全性を追求し、私たちの食卓に笑顔と満足を届けることを第一に考える食品総合会社。
人事部人事課で幅広い業務に携わり、内定者・新入社員教育を担当。「人材育成」に力を入れているお二方に、現在進行形の通信教育の活用事例についてお話しいただきました。


導入の目的

・入社前にビジネスの基本知識を通信教育で習得

・入社後の研修で通信教育で学んだことを実践

・添削課題の返送によりコミュニケーションの機会を確保

導入した通信教育

 

・「新社会人のビジネス・ベーシックコース」を採用

 

導入後の効果

 

・添削課題の採点結果に目を通すことにより内定者の理解度を把握することができた

・通信教育で知識を習得、研修で実践とスムーズにつなげていくことができた

・ビジネスの基本をしっかりとインプットする良い機会となった

 

■通信教育による知識習得、講師による実践研修が大きなメリット
ー貴社の人材育成のあり方、内定者・新入社員教育の目的や実施内容についてお聞かせください。

 これまで、新入社員の導入研修や一年・二年目のフォローアップ研修、中堅社員や管理職の階層別研修を全社員に対して公平に行ってきましたが、ここ最近は特に若手社員の育成に力を入れています。
 内定者・新入社員研修では日本マンパワーさんの通信教育講座『新社会人のビジネス・ベーシックコース』を活用しています。入社前にビジネスの基本を通信教育で学び、入社後の研修で講師についていただいて通信教育で学んだことを実践しています。
 弊社では、入社式の後に本社の各部署や就業規則の説明、ビジネスベーシック研修などを経て、生産現場での実習も行います。


ー数ある教育手段の中から通信教育を選んで導入されたのはなぜですか?

 学生から社会人になるときに、まず必要になるのはビジネスマナーです。内定段階で通信教育を受講しビジネスの基本を学んでもらいます。
 通信教育の運営にあたっては、採点後の添削課題は内定者に直接返さずに一旦人事課に戻してもらうようお願いしています。添削課題の採点結果に目を通すと内定者の理解度を把握することができるので、入社後の新入社員研修のプログラムを検討するのに役立ちます。また添削課題を内定者に返送する際にもコミュニケーションをとることができるので、入社後の研修へとスムーズにつなげていくことができます。
 『新社会人のビジネス・ベーシックコース』での学習結果を踏まえ、実際の場面を想定した実践研修で通信教育の理解度に応じて落とし込んでいけるのも大きなメリット。講師の方は毎年研修で「わかるとできるは違うよ」と言われます。
 通信教育で学んでわかっていても実際に挨拶や名刺交換をやってみると思うようにできないもの。ですから、通信教育で知識を習得、研修で実践、配属後にOJTと、それぞれの役割が大事です。内定者の場合はまだ学生ですのであまり負荷をかけすぎないように、まずは通信教育で基本をしっかりとインプットしていくのが良いのではないでしょうか。


■ベテラン社員のキャリア育成にも通信教育をもっと活用したい

ー内定者・新入社員教育について今後の課題や展望を教えてください。

 学生と社会人の切り替えは難しいので、そこを私たちはサポートしていかなければいけません。通信教育で学んだ後に、実践研修で身につけるという一連の流れは、『新社会人のビジネス・ベーシックコース』を導入して良かった点だと思います。
 全社員に対しては、会社が指定した階層別講座を受講するのではなく、必要なものがあれば、通信教育、社外セミナーを問わず自主的に参加できる環境づくりを進めています。

ー通信教育への課題や期待をお聞かせください。

 現在、おすすめの通信教育講座の情報をカテゴリー別にし、グループ会社へも案内しています。3人以上のグループで受講して全員が修了すれば修了奨励金を支給するなど様々な施策も実施。
 リスキリングの必要性から弊社では、若手だけではなくベテラン社員が通信教育を受ける機会が増えています。ベテラン社員のキャリア育成も今後重要になるのでもっと通信教育を活用したいです。
 通信教育の申込みは年々増加しています。業務に役立つ講座を受講する社員もいますし、中には興味のある講座を選んで受講する社員も。受講期間終了間際の社員に対して1か月前くらいにメール配信などでエールを送りたいとも考えています。
 通信教育の添削課題に関しましては、弊社はリモートワークやオンラインがメインの業態ではないので、現状のように手書きで期日を守って提出するスタイルは良いと考えています。また将来的には、研修の受講管理などの効率化をさらに図りたいと考えています。

(2023年9月27日取材)

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『新社会人のビジネス・ベーシックコース』

本コースでは、社会人としての意識やコミュニケーション、マナーについて体系的に習得でき、内定者にとっては入社前の学習意欲の充足や不安の解消、企業にとっては内定者との接点づくりや入社後の早期戦力化など、双方に効果が期待できます。

 ● 受講期間 3ヵ月  ● 法人受講料 13,200円

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